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2月19日 おひな様を出す。 2月は逃げ月、と心していたものの、やはり2月は早くゆく。花が咲きはじめたり、寒波が戻ってきたりと、わたわたしているうちに半ばを過ぎた。 一昨日は、先月に続き湯河原温泉で一泊して、昨日の帰り道、曽我の梅林で花見をした。敷物を敷いて今年初ピクニックだ。 チーチーとかわいい声がして、頭上にメジロの群れを見る。鳥たちに警戒心は無いようで、人がいても平気で花から花へと移ってゆく。トントントンと軽快な音のする方を見ると、コゲラが幹をつついていた。 実を取るための梅の木は皆背が低いので、コゲラも人の目の高さのところにいて、じっくり観察を楽しんだ。野辺で一匹だけ見つけたテントウムシは、おうちに連れて帰ることにした。 昼間は暖かだったが、夜帰宅するころには北風が強くなった。そのまま寒波がやってきて、今日はまた冬に逆戻りだ。 暖かい日も訪れるようになり、時々、近所の方から「カメは元気ですか」と聞かれるようになった。 カメは外の冬眠バケツの土の中で眠っているので、何とも言えない。今月はまだ深い眠りの中で、石のように気配をなくしていることと思う。 チューリップにつぼみがつくまで、あと半月ほどだろうか。その間にカメを迎える準備をせねばと、店主は今から、ペンキ塗りだとか、鉢とカメプールの配置だとか、そわそわと小庭のしつらえの計画を練っている。 2月7日 今年さいしょのテントウムシとの出会いは湯河原だった。 先月末に泊まったホテルの洗面所の片隅に、黒地に赤点のテントウムシが一匹じっとしていた。電気をつけて白い紙の上にのせてみた。次にそこに行くと移動していたので、生きていることがわかった。 窓から近い木造部分だったので、冬眠しに入ったのだろう。そばにもう一匹オレンジ色に黒点のテントウムシもいた。 突然起こして申し訳なかったが、見ているうちに可愛くなってきた。 真冬以外は、いつもカバンにテントウムシ捕獲用のガーゼ袋を入れているのだが、今期はまだ用意していなかった。 とりあえずビニール袋に入れ、時々空気を入れ替えたり、路肩のオオイヌノフグリを摘んで入れたりして自宅まで連れ帰った。 名前は二匹まとめて「ゆがわらちゃん」だ。 帰宅後すぐに、ビオラとチューリップの寄せ植えプランターに入れた。すぐにどこかへ潜り込み、見えなくなった。 まだ芽が出たばかりのチューリップにつぼみがつく頃、彼らも目覚めることだろう。 時々プランターを覗いて「ゆがわらちゃん 元気ですか」と声をかけてみる。 机のはじにたたんで置いてあったテントウムシ用のガーゼ袋は、カバンに入れて持ち歩くことにした。 2月3日 寒いことに飽きてしまったので、1月の終わりから梅見物にはまっている。 先週は湯河原へ足を延ばした。梅まつりを一週間後に控えた幕山公園で、斜面に広がる梅林を味わった。歳と記憶を重ねたことで、一分咲きの梅園でも満開の姿と香りを想像できる。遊歩道伝いに、ロッククライマーさんたちのいる幕岩の下まで登って景色を楽しみ、滑りつつふもとに降りる。 温泉旅館までの道すがら、無人販売のみかんを購入。「大津四号」と書かれたみかんが美味で、一泊した翌日もまた、その販売所へ寄ってみかんを買った。 曾我梅林を彷徨し、大磯町の旧吉田茂邸のお庭でも梅の香を満喫した。 2月2日は満月だった。冷えた空に月が冴える。 今週はいったん寒さが緩み、また週末に寒波がやってくるらしい。少しずつ季節が動き出す。 来週はどこの梅を見に行こうかな。
1月のユーコさん勝手におしゃべり |